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意外というか順当に浅かったSky

No Man's Sky。20時間ほどプレイしたが飽きてきた。宇宙語の収集、変な生き物探し、あとはクッソ狭いインベントリの拡張。

早々に煮詰まってそれ以外にやることがなくなる。でもその煮詰まった残りカスが地味に面白かったりもするので、一概にクソとも言えない微妙さ。


宇宙船がチート過ぎる

マップ上に点在する廃墟や施設を探索し、アイテムやレシピなどの収集品を集め、自キャラを強化していくのが地上での活動内容。

重要なのは施設であって、マップのフィールド部分(平原とか山とか谷とか洞窟とか)にゲーム的なメリットはほぼ無い。

しかし、マップの大半を占めるのは無価値なフィールド部分。施設間の距離はやたら離れていて、徒歩だとリアルで数時間~数日かかる。なので、移動は宇宙船が基本となる。

・無駄に広いが大部分は探索する価値のないランダム生成マップ。
・徒歩とは比較にならない利便性の宇宙船。

この2つが原因で、徒歩の重要性が限りなく低くなってしまっている

宇宙船で山も谷もガン無視して直線移動→施設を漁る→船で次の施設を目指すループ。未知の惑星を探検するゲームというより、宇宙船で建物巡りをするゲーム。車でポケストップを巡回している気分になれる。



要するに船がノーリスク & ハイスペック過ぎる。
  • スタート地点で手に入る。
  • 徒歩より格段に速い。
  • マップの高低差を全スルー。
  • 燃料はその辺の鉱石で実質タダ。
  • 地上には船に対抗できる敵がいない=安全を通り越して退屈。
初っ端からこんなチートアイテム手に入ったら萎えるわそんなもん。

宇宙はともかく、地上パートでの船の使用にはもっと制限があっても良かった。あるいは徒歩オンリーの縛りプレイをすればマゾ楽しいかも知れない。歩くだけでリアル1日終わるリスクも伴うが。
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収集要素

クラフトレシピは総数が少なく、すぐに重複するようになる。

イベントの選択肢で見事正解!→報酬は重複レシピ…ってパターンが日常化するため、序盤を過ぎるとうんざりしてくる。言語だけは数が豊富なのが唯一の救い。
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星ごとの環境

星によっては放射能、毒性の大気、極端な高低温などの特徴がある。

これらは船外活動できる時間の長さにのみ影響する。厳しい環境だったら生存メーターがガンガンに減る=短時間しか活動できない。安全な環境なら30分ぐらいは余裕って具合に。

猛毒でも極寒でも対策は同じで、対応した防護装備をクラフトすれば軽減できる。雰囲気作り以上の意味はない。

ランダムマップ

植物の種類や量によって見た目は大きく変わるが、基本となる地形はどの星も代わり映えなし。どの星もそれなりに高低差があり、高い丘があって地下に洞窟がある。

最も大きな差異は海の有無。

ほとんどが陸地の星もあれば、大部分が海の星もある。でも海に潜るゲーム的なメリットはあまり無い辺りがまた微妙。
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野生アニマル

各部位のパーツ、組み合わせ、サイズなどがランダムというSpore的なやつ。行動パターンは少なめ(陸上で草食系or攻撃的、飛行系、あとは虫だかカニ系)。

頻繁に見かけるパーツも結構あり見飽きてきたが、たまに二本足で歩く陰茎に出会えたりもするのであなどれない。
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翻訳の質はかなりハイレベル

最近のアップデートにより、星や生物の名前といった宇宙語まで日本語に置換されるようになった。

画像は左から英語、アプデ後の日本語、アプデ前の日本語版。
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元から意味のない造語をカナに置換する是非については難しいところだが、得体の知れない恐怖感は出てるかも知れない。それと既存の単語が偶然混じったりするとしょうもない面白さが生まれる。
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ツール類はグーグル翻訳でやっつけたような味わい深さを感じさせてくれる。
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宇宙船の名前は一律でひらがなに。スペースシップというより漁船のような印象を受ける。
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日本語版にはセンシ設定が"徒歩+宇宙船+謎"と3種もある。英語版で確認すると一番上はマウススムージングに関する項目だった。この大雑把さを見習ってポジティブに生きて行きたい。
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情報処理装置

日本語版では、一部の植物(鉱物?)をスキャンすると、名前の末尾に必ず"情報処理装置"という謎ワードが付いてくる。英語版に切り替えてもそういったワードは確認できない。

ただ、これらは鉱物系統なので、末尾が~nite,~citeなどで終わる共通点がある。graphiteとかそういう感じで。他には思い付かないが。(鉱物の一覧 - Wikipedia。)

そこで"ite+情報処理装置" で検索してみると、ITEは「Information Technology Equipment=情報処理機器or装置」の略称でもあることが分かる。

つまり、下の画像で言えば、"Ajianite>Ajian ITE>アジアン情報処理装置"という風に、翻訳エンジンが誤判断した可能性がなきにしも…。
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機械翻訳をそのまま製品版にぶっ込むような暴挙は常識的に考えてありえないので偶然だろうが、少なくとも情報処理装置には見えない。つーか岩でしょこれ。
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結論としては$20~30でアーリーアクセスなら期待の新作として文句なしだった(今後のアップデート込みで)。

実際は$60と詐欺トレイラー効果によりハードルが上がり過ぎて飛び越せない感が漂ってる。
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